
ゴールドの台座や持ち手を埋め尽くすように施された、精巧な彫刻。
今回は、金細工職人の手仕事と美意識が凝縮されたゴールドとカーネリアンのアンティークシールをご紹介します。

まず目を奪われるのは、その圧倒的な彫金の美しさです。
シール面のサイズは縦15.4㎜×横17.4㎜。高さの方が約25.5㎜。
リング部分は外径約23.3㎜、太さ約2.5㎜ほど。
決して大ぶりではないこの小さな世界の中に、渦巻き模様や花、
葉を思わせる植物文様がびっしりと刻み込まれています。

台座からグリップ部分、そしてリングに至るまで、一点一点、手作業で施された装飾は実に緻密。当時の職人たちの美意識と誇りが、静かな迫力をもって伝わってくるようです。

そしてこのシールをより印象的な存在へとしているのが、最上部に配された大きなリング。多くのアンティークシールでは、吊り下げ部分は小さく実用的な作りであることが多いのですが、こちらは装飾性を備えたリングが堂々とした存在感を誇っています。
このボリューム感は、一般的なシールにはあまり見られない魅力の一つ。
隠れた主役のようにも感じられます。

シール面には、鮮やかなカーネリアンをセット。
かつて手紙の封印に用いられたシールは、蝋に押し付けられた瞬間に、初めてその想いを映し出します。こちらには、美しいカリグラフィーで”Jane”の文字が彫られています。

この大きなリングのおかげで、現代の太めのチェーンに合わせても馴染み、
ペンダントトップとしてもお楽しみいただけます。
シンプルな装いにそっと添えるだけで、気品を漂わせてくれるでしょう。
byM.M
アンティークネックレス(インタリオフォブシール)
G3730
年代:19世紀後期
素材:カーネリアン 14K 9K
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