今回ご紹介するのはこちら。
可愛らしいハート型のペンダントです。

心臓の形を表わすハート型は自らの想いを表したり、相手に気持ちを伝えたり等々、
長年にわたって「心」を表現するモチーフとして人気を保ち続けています。
こちらのペンダントもそんなジュエリーの一つで、
29㎜×18㎜という小ぶりなサイズながら、パールで埋め尽くされたハートが大変印象的です。

なにより個性的なのが、上部にあしらわれたサファイアです。
上部右側に3粒があしらわれていますが、よく見るとこれもハート型にセットされています。
純白のハートの中にアシンメトリーにレイアウトされた深い青色のハート。
定番のモチーフであっても、他にはないこの一点だけのユニークさが際立っています。
二つのハートを組み合わせた「Wハート」と呼ばれるジュエリーは
アンティークジュエリーの中でも人気の高いアイテムです。
二つの心の結びつきを象徴したロマンティックジュエリーの真骨頂とも言えます。


同じサイズのハート形を重ねるようなデザインに仕上げたものが多く、
その上に王冠やリボンをあしらったものがヴィクトリア時代の品によく見られます。

しかしこちらのペンダントはそれらの典型的なWハートとは一線を画し、
メインのハートの中に組み込まれたハートが、あたかも宝石箱の中に納められた宝石のようです。
このような複層的なデザインは、実際の大きさ以上に奥行きを感じさせてくれます。
着ける人の感性と融合することで、その内面的な広がりが高い満足感をもたらすのです。

そしてこのストーリー感を引き立ててくれるのがハートの周りを飾る植物モチーフです。
小さな花や葉のようなオーナメントがまるでリースのようです。
ハートの左右に配されたオーナメントは極細い蔓のようなもので繋げられています。


あまりにも華奢で触れただけでも折れてしまいそうな雰囲気ですがご心配無用!
こちらでも何度かご紹介してきたナイフエッジの技法を用いて作られており、
しっかりと板状のパーツが使われているため日常使いも問題ありません。

小さなオブジェクトの中に無限に広がる世界を秘めているのが
アンティークジュエリーのなによりの魅力です。
こちらのペンダントもまさにそんな品のうちの一つです。
可愛くて壮大!ぜひお試しになってみてください。
by M.A.
アンティークペンダント
商品番号:G4006
19世紀後期
素材:パール、サファイア、K15
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