Shellman Ladies' Antique Watch & Jewelry

Toriko

コラム【時計のダイヤルデザインの変遷】第2回/全4回

※こちらは旧伊勢丹店ブログ投稿分を再掲載したものです。

こんにちは。

コラム【時計のダイヤルデザインの変遷】第1回より続きます。



時計塔 イメージ画像

機械式時計が表れてから、懐中時計が普及するまで
この間500年以上の時間が経過していますが、
実はダイヤル(文字盤)デザインの主流はさほど大きくは変わっていません。


置き時計 イメージ画像




パテックフィリップ 懐中時計 参考画像

丸型のベースに1から12までの数字を均等に配置したデザインです。
数字はローマ数字が多く、この伝統は時計塔から置時計、懐中時計
と進化していく過程においても長く受け継がれています。


腕時計移行期 イメージ画像

腕時計の誕生については諸説あるものの、1910年代頃から
普及し始めます。初期のものは小さな懐中時計にラグを付けて
腕に着用できるようにしたものから発展した形が多く、
デザインとしてはほぼ懐中時計のテイストをそのまま引き継いでいました。


腕時計移行期 イメージ画像

ダイヤルもその例に洩れず、陶製文字盤にローマ数字という
懐中時計そのままのデザインが主流でした。


腕時計移行期 イメージ画像


腕時計移行期 イメージ画像

やがて懐中時計には殆どなかった角型などの、
腕時計独自のデザインが広まってくると、ダイヤルの形状に合わせ、
上下の数字を大きく、左右の数字を小さくデフォルメしたものなど
新しいスタイルのダイヤルが生まれてきます。


腕時計移行期 イメージ画像

1930年代に入ると腕時計の生産数が懐中時計を上回るようになり、
数百年間続いてきた伝統とは異なったテイストが増えてきます。


第3回に続きます。


by M.A.

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