こんにちは。
今回は時計メーカーではなく、世界的にも有名なジュエラー
「ブシュロン」が制作したジュエリーウォッチををご紹介します。

ブシュロンの創業は1858年と古く170年近い歴史を持ちます。
ジュエリーファンにとっては憧れの聖地ともいうべき
パリのヴァンドーム広場に店を構えた最初のジュエラーでした。
グランサンク=パリ五大宝飾店の一つとして最高峰の格式を持っており
その作品は故エリザベス女王にも愛用されていました。

こちらの時計はそんなジュエラーならではの感性が
細部にまで行き渡ったとても美しいジュエリーウォッチです。
縦長に作られた長方形のダイヤル部分は、ジュエリーらしさを表現するため
ごく小さめに作られており、時間を見るための実用時計とは一線を画しています。

ダイヤル自体に籐の籠のような彫刻が施されており、
立体的な畝が並んだ端正な風合いと陰影によるコントラストが
移り行く様は鑑賞に堪えうる質感を持っています。

その上に置かれたインデックスはダイヤルとは対照的に滑らかな丸ボタン型、
針はフラットなプレート状となっていて、
各パーツの対比もユニークなデザインの重要な要素になってます。

またケース側面にもダイヤルに合わせたテクスチャーが施されていて
ジュエリーとしての一体感を醸し出しています。

ブレスレットはヘリンボーンのような綾織模様が採用されていますが、
時計本体の意匠に合わせてやや丸みのある立体的な仕上がりになっていて
2本の編み縄を組み合わせたようにも見えます。

網目の陰影だけではなく、各編み縄の境目部分までの複合的な立体造形により
小ぶりなサイズとは思えないほどの圧倒的な存在感を感じます。

またダイヤルの上下にはそれぞれ4点のダイヤモンドが2列ずつ並んでいます。
有機的な柔らかな曲線をテーマとした意匠の中で全体を引き締める効果的な
アクセントになっており、これもジュエラーならではのセンスが光るポイントです。



留め具部分も一般的な挟み込み構造とは異なり、
サイドからスライドさせて留める仕組みとなっていて、
クラスプ自体もジュエリーを構成するデザインの一つになっています。

シンプルな形でありながら様々なテクスチャーを組み合わせることで
唯一無二の存在になっているところが素晴らしい一点です。

ジュエラーによっては相当数の時計を作っていたところもありますが、
多くの店はあくまでジュエリーをメインにしており
時計は一切作っていないというところも少なくありません。
こういった世界的な名声を誇るジュエラーの時計はそれだけで希少性の高いものです。
by M.A.
ブシュロン
商品番号:D9526SK
1960年代
素材:K18YG ダイヤモンド
SOLD
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